聖書の読み方―その3―

 2.堕落と言葉
 僕の忠実さが神によって試みられました。2章15節後半に神が人間を試みた様子が記されています。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」契約神学ではこのときに神によって一方的な契約が人間との間に結ばれたとみます(業の契約)。

 では神のこの命令はいったい何を意味しているのでしょうか。この問題は神と人間の関係についてとても基本的なことを教えています。このとき、神は人間がご自身に忠実であり続けるかどうかをアダムを人類の代表者として試みているようです。神は善悪の知識の木以外からはなんでも食べてよいという大きな許容を与えられました。その寛容の中でこの木からだけは食べてはならないという小さな禁止命令を神は与えました。

もし、この命令を守ったならば、死ではなくその逆のこと、つまり永遠の命が与えられることになっていたかもしれません。こうして人間が神の命令に従うかどうかが15節において問題になっているのです。しかし、さらに根本的に言えば、神の命令とは神の言葉ですので、結局のところ人間が神の言葉に聞き従うかどうかが試されていたのだともいえましょう。

神は、人間がご自身に忠実であるかどうかを言葉に聞き従うかどうか、それを受け入れるかどうかという方法で試みた、ということです。

試みの結果はどうだったのでしょうか。失敗でした。悪魔の化身あるいはその使いとも言われる蛇の誘惑がきっかけとなり、僕である人間は主人である神の言葉に従いませんでした。こうして人間は一方的に神との契約を破棄してしまいました。これが罪の初めです。

この後にアダムだけでなく人類全体が不忠実な僕とされ、神の呪いの下におかれました。しかし、人間は僕の身分を失い、悪魔になったということではありません。神はなおも人間を憐れんだのです。これを機会に人間は神に対し背信的な罪人、主人に対し反抗的で不忠実な僕になったのです。罪とは神の命令に従わないことです。しかし、それはより根本的に言えば、神の言葉を受け入れないことです。ここまでが業の契約(命の契約とも呼ぶ)にかかわる内容です。(つづく)
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聖書の読み方―その2―

1.創造と言葉
 神は万物を言葉によって創造ました。最後に人間を創造しました。人間の創造については創世記1章26節に「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう」と記されています。そのあとに続いて、神は人間にある務めを与えました。それが「…すべてを支配させよう」というものです。

人間に最初に与えられた務めは、陸海空に及ぶ被造物を支配することでした。この務めの内容は2章15節においてより詳しくなっています。「エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。」創造時に神が人間に与えた務めは、祝福に満ちた園を「耕し、守る」という、いわば農夫として管理する仕事でした。ここで「支配する」とはあくまで支配権を与えたもう神の下での行為です。

神が本源的な支配者であるのに対して、人間は派生的な支配者の立場です。ここで覚えておきたい大切なことがあります。それは神と人間との関係は、基本的に主従関係であったということです。つまり、神が主人であって人間はその僕であったということです。この関係性において神の僕である人間にとって大切なことはなんでしょうか。

主人が僕に求めるものといえば、一つには僕の忠実さではないでしょうか。僕は主人が何を望んでいるのかを知りません。そこで思いを伝える言葉が必要です。創造時に神の命令は主人の言葉として僕である人間に聴かれ、受け入れられるべきものでした。(つづく)

聖書の読み方 ―その1―

 聖書の読み方は教派によってそれぞれ特色があります。どのような枠組みで聖書を読むのかはそれぞれの教派が持つ神学に負っています。例えば、ルター派であれば、律法と福音という枠組みで聖書を読みます。ではカルヴァンに源を持つ改革派神学の場合はどうでしょうか。

 改革派の聖書の読み方は業の契約(命の契約)と恵みの契約という二つの契約を基本に置いたものです。こうした契約論の枠組みで聖書を読む神学を契約神学と言います。今回はこの契約論の大きな枠組みにおいて読み、昔から問題となっている業の契約と恵みの契約の結びつきについて創世記とヨハネ伝から学びます。(つづく)

反日・賠償請求のために韓国人はキリスト教会も巻き込んで嘘をつく

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131007/plc13100712400005-n4.htm
アメリカでは在米韓国人社会が慰安婦賠償問題をアメリカ全土に既成事実化
させている。その運動を韓国系アメリカ人の市長や在米韓国系キリスト教会
が主導している。おそらく、ここ10年内に日本は韓国人の従軍慰安婦問題を
国際社会や人権団体からの重圧によって事実として認め、巨額の賠償を強い
られることだろう。あの十戒に背く、嘘つき民族を何とかせねば。。。
プロフィール

 軽部勇人

Author: 軽部勇人
A missionary in this Cyber Church

職業:医療関係
過去には10年ほど某教会の牧師をやっていました。他にもアルバイトを含め、さまざまな仕事を経験してきました。

趣味:哲学書・神学書の翻訳味読、歴史書精読(近現代史)・戦国史研究、民俗学研究

特技:ランニング
35年以上やってます。
10代は走力の限界への挑戦。
20,30代以降は身体的・精神的カタルシス効果の獲得。

信条:近現代史に関して、おそらく日本でオンリーワンの認識をもつミッショナリーです。反日活動家の侮日発言や特亜三国の歴史捏造に対してプロテスト(抗議)します。

なお、統一教会、ものみの塔、モルモン教会とは関係ありません。

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